2019/01/16
「感情的すぎて」かつてリーダーには不適格とされていた女性が、
今では「特別な」感情特性を示すことで、優秀なリーダーになれることがわかった。
(ハーバード・ビジネスレビュー)
みなさん、こんにちは。
トータルバランス美容プランナーの小原 木聖です。
今日は女性経営者という目線から、
この記事を書いていきたいと思います。
先日、現在私が着手しているある事業のことでヒントを得ようと思い、
天然素材のコスメを扱い、 世界に広めたボディショップの創業者であるアニータさんの著書を読みました。
独自の個性的な展開をしてきているボディショップですが、
文中に「?!」と思った箇所が。。。それが冒頭の言葉だったのです。
かつて女性にはビジネスの世界で出番がなく、
例外は男性的な性格を備えているかどうかで判断されたと、著者のアニータさんはいいます。
女性の感情や思いやり、感受性や直観力などは、職場に持ち込まれるべきではないとされていた、と。
しかし、ここにきて、これらの要素がビジネスの概念を変える材料になってきて、
近いうちにより多くの女性が責任のある立場に立つようになるだろうと続けてけています。
その為にも、女性自身が自分がどれだけ優れているかを認識し、
自信を持つことの大切さを訴えています。
ボディショップは、早いうちからフレックスタイム制の導入、託児所作りなど
思いやりの観念、愛情の観念を職場に持ち込んだそうです。
あるアメリカの調査では、女性は物事を始める能力にすぐれ、
問題を予測して可能な解決法を提示することが出来る為、女性管理職像が出現しつつあると述べています。
アニータさん曰く、
男性によって男性のために作られた企業モデルは、
軍隊的モデルに影響を受けた複雑な階層を持ち、
権威主義的な基本方針に支配され、変化を嫌う、と。
世界中で小規模な草の根運動を立ち上げ、
貧困と環境破壊を終わらせるべく先頭に立ったのは、圧倒的に女性だそうで、
供給者の役割を担う女性は、人間という存在の現実を本能的に理解している、と結んでいます。
2006年に出版された本ではありますが、
最近、感情が持つパワーというものについていろいろな気づきがあった私は
この言葉の数々から確信を得た気持ちになり、今の時代にマッチしていると感じました(^^)
当サロンには、中間管理職的な立ち位置の女性のお客様が多くいらっしゃいます。
世の中の小さな幸せを大切にするために、頑張っている方がたくさんいらっしゃるのです。
マネジメントって、大変なことも多いですよね。
成果が見えてくるまで苦しく思うことも少なくないと思います。
そんな頑張っている皆さんの疲れをとり、
明日からまた前向きに頑張れるように、
ケアからイメージ創りまであれこれお仕事をさせて頂いているのが私たちあんく一同です。
社会にたくさんの女性のエネルギーを混ぜ込んで、
男性・女性関係なく「人」として生きやすく、ワクワク出来て、そしてほんわかと幸せな社会創りを急がねばならない、
私はそう思って取り組んでいます。
今の世の中、一筋縄ではいかない問題が多いと思うことが多々あります。
だからこそ、より良くしたいという感情をしっかり持って、
コミュニケーションを取って、問題の本質をひとつひとつ解決していくしかないと私は考えています。
「人」として生きやすく、ワクワク出来て、ほんわかと幸せな社会を構築する為に。。。(^^)