2023/01/04
父はアメリカ最大級の贋札事件の犯人だった──
それでも抱きしめずにはいられない父との日々とは?
1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン(ショーン・ペン)が、裁判を前にして逃亡したのだ。
彼にはジェニファー(ディラン・ペン)という娘がいた。
父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく──「私は父が大好き」。
史上最高額の贋札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか?父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは?
ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出を宝物のように貴い、だからこそ切ない日々がひも解かれていく──。
大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化。
原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルの回顧録。
タイトルの『フラッグ・デイ』とは、6月14日のアメリカ国旗制定記念日のこと。
この日に生まれたジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていた。
それは彼の人生を大きく左右し、父と娘の重要な日になる。
温かく正しいものだけが家族の絆ではなく、問題を抱えた不完全な人間を愛することができる美しさでもあると、観る者の心を激しく揺さぶる真実の物語。
▶公式サイト https://flagday.jp/
皆さま、こんにちは。
トータルバランス美容プランナーの小原 木聖です。
私は映画が好きで本当はたくさん見たいのですが、昨年は映画館に2回しか行けませんでした(涙)。
今回は昨年からショーン・ペンの新作があることを知り、何がなんでも行くぞとばかりに1月1日に出向いてきました。
今回の作品も、「らしい」と思う内容でした。
私が思うショーン・ペンらしいとは、ボタンの掛け違いの優しさというか、
ひたむきで一途なんだけど一本ずれているとかいうか、
だけど思わず考えさせられてしまう。。。
彼はそういった人物を演じさせたらピカ一な人ではないかと思うのです。
実際、彼が演じるような人物が自分の夫だったり、父親だったとしたら、「勘弁して~!」と私は思いますが、
人間というものはつくづく合理性ばかりでは生きられないのだなと考えさせられるのです。
こういう男性が好きな人も少なくないのかも。。。
役とご本人はすべてがイコールではありませんが、
でもどこか通ずるものがあるのではないでしょうか?
彼はマドンナの最初のご主人でもありますが、マドンナは「ショーンが一番最高の男だった」と言っていますもんね。
私にはそんな勇気はないな~とつくづく思います(笑)
だからこそ、映画の世界で見入ってしまうのでしょうか?
私の中で、ショーン・ペンの作品の中で圧倒的にお口アングリな作品は、She’s so lovery !
最後の最後で、「こっちを選んじゃうのぉ?」という私の中の常識概念との葛藤がすさまじかったです(笑)
衝撃に麻痺したのか(?)、最後に気持ちが温かくなった作品は We’re No Angels 。
なんせロバート・デ・ニーロ様と共演していますからね。
ある意味でHAPPY ENDです(笑)
アメリカにおけるこの時代の俳優さんは本当に充実していますよね。
トム・クルーズを筆頭に、ブラッド・ピッドやジョニーデップとetc…
自分には出来ないことや知らない世界を味合わせてくれる映画、旅行気分も味わえる映画館。
やっぱり至福の時間だなと思います。
最後に。
今回の『フラッグ・デイ 父を想う日』も、
ヒューマンドラマ系の作品がお好きな方におすすめです!