2018/01/08
陰陽学説
この大極図のなかには陰陽学説の4つの意味が込められているそうです。
●男:女、昼:夜のように物事は陰と陽に分けられる事。(陰陽対立)
●陰の中にも陽があるように、
相手がいて初めて成立する世界である事。(陰陽互根)
●お互いの力関係はつねに変動している事。(陰陽消長)
●あるタイミングで陽が陰に、陰が陽に変わるという事。(陰陽転化)
相反するものがただ対立しているのではなく、
互いに依存しながら、
力のバランスを変え、
互いに転化して流動しているもの。。。
皆さん、こんばんは。
小原 木聖です。
最近、アメリカの次期大統領トランプさんの発言が
世界に大きな影響を与えている姿を感じるたびに
バランスの大事さや新しい価値観について考えさせられている私です。
実は私、
20代の時に短期留学などの体験をきっかけに
日本語教師の勉強をして、
外国人相手のボランティアに参加させて頂いていた事があるのです(^-^)/
その時に改めて気が付いた事!
それは、そもそも日本人が
特にバランス感覚に優れた文化を持って生きてきた民族だったんだなぁ。。。と
いう事でした。
なぜなら、
私たちが何の気なしに使っている敬語ですが、
相手と自分の立ち位置に合わせて尊敬語と謙譲語を使い分けているという概念が
実はなかなかすごい事なのだと再認識したからなのです。
例えば、「言う」。
尊敬語は相手を高める表現なので「おっしゃる」、
謙譲後は自分がへりくだる表現なので「申す」、
丁寧語は「言います」、
このようになっていて、
皆さん、普通に使い分けていますよね?
それも、その時の相手によって自由自在に(^∇^)ノ
他の言語でも、丁寧語、しいては尊敬語はあるでしょうが、
謙譲語の概念は見当たらないのではないでしょうか?
(私が知る限りですが)
こんなふうに場の空気を読んであれやこれやと言語、
もしくは非言語コミュニケーションを図る事を高テキスト文化といいますが
そういう概念が行き過ぎた格差を生みずらくさせてきたように思います。
まあ、そうはいっても
日本であっても地域でその度合いは違うでしょうし、
今と昔でも違うでしょうし、
そもそも日本人であっても難しいなと思う事はあるのですが・・・(//>ω<)
ですが、
日本人のDNAとしてバランス感覚をとる意識が優れているとしたら
そこは失いたくない「強み」だなと私は思っているのです。
これからますます国際社会になるにつれて
言語による意思の表現を明確化する事も増えるであろうからこそ、
なおさら残しておきたい強みだな、と。
さて、
対極するものの話に戻りますが―
昨年、大変面白く優れた広告プロデューサーのお話をお聞きする機会がありました。
オリンピックのCMなども手掛けてこられた日本人の方です。
嬉しい事にご出身は北海道です(^-^)/
その方のアイデア力の素晴らしさに
「日頃どんな風にアイデア力を鍛えていらっしゃるのですか?」と
質問させて頂いたところ、
真逆なものから生まれるモノやコトを考えている
とおっしゃっておりました。
例えば、水から火を起こせないかな、などと(*゚Q゚*)
大変面白い方で、
マーケティングの勉強のはずだったのに
大感動してしまった事を今でも鮮明に覚えています(*^_^*)
2017年、
自分の中にも眠っているであろうこの強みを忘れずに
新しい何かを生み出してみたい気持ちです。
創意工夫欲を満タンにして…(笑)!!
と、言うわけで
引き続きウキウキと
お仕事・お志事をさせて頂きますので、
ワクワク企画をどうぞよろしくお願い致します (* ´ ▽ ` *)