2018/04/13
「カラーをするとピリピリするけど、我慢できる範囲だから大丈夫?」
「カラーの後、かゆくなるけど数日でおさまるから平気?」
「カラーの後に髪が抜けている気がするけど、気のせい?」
皆さん、こんばんは。
トータルバランス美容プランナーの小原 木聖です。
最近、カラーリングとお肌の悩みのご相談がとても増えています。
カラーの後に
「なんかおかしいなぁ」と思いつつ、
もともとお肌は弱いわけじゃないし、
こんなものだと思って我慢していたという方がとても多いのです。
はい、確かに以前は大丈夫だったというのも事実だと思います。
しかし、女性は女性ホルモンの減少と共にお肌が(体質が)変わるのも事実なんですよね。
そして、体質の変化としては筋肉量の低下も目立ち、
さまざまなトラブルを生み出してしまいます。
そういった現象をサルコペニアというそうです。
サルコペニア
ギリシャ語由来。
筋量と筋力の、進行性かつ全身性の減少に特徴づけられる症候群で、
身体的機能障害、QOL低下、死のリスクを伴うもの
*日本エステティック協会会報誌より
私たちの身体の変化と共に、
刺激が強いものが合わなくなってしまうのは当然の事なのです。
しかも、無理をして使い続けていると老化を早めてしまいます。
また、低刺激なものを使っていれば大丈夫というのではなく、
自分自身のお肌の元気度も保つ工夫をしなければ、
何を使っても刺激に感じる、
次から次へと刺激の反応が出てしまう事も少なくありません。
実際、ご自分の汗の塩分による頭皮のかゆみでお悩みの方も少なくありません。
女性は腹をくくると大変強いので(笑)、
ついつい気合で乗り切ってしまう事も多いのですが
無理をしなくても良いところは、見直ししてあげる事も大事です。
なぜなら、以前より確実に人生が長いから。
100年ライフの時代になってきている今、
健康寿命の長さの維持は個々の管理の問題になってくると思います。
今まで、女性がこんなに長い期間、
カラーリングをしてきた時代はなかったでしょう。
いろいろな事が初めてづくしです。
前例がない事なので、
だからこそ自分の五感の感覚を大事にしなければいけないと
私は思っています。
なので、お会いする皆様には多方面からいろいろ語らせて頂いております。
自分が美容師だ、エステティシャンだ、という職業意識よりも、
単純に「元気で明るく頑張っている女性」の応援をする事が好きだからです!
もちろん、そういった男性の応援もしていますが(笑)
ちょっと注意しておきたいのは、
今までの前例というものが男性目線で作られてきたものが多い事です。
そういった事から、
女性の身体の事はまだまだあまりわかっていない事が多いのも事実なんです。
そういった男女の違いがもう少しわかってくると
女性にとって過ごしやすくなる事が増えそうだなと思います。
そうすると、男性も女性心理がわかってお互いに過ごしやすくなるのだと思います。
100年ライフ、
性別を問わず人として暮らしやすい時代である事を願って、
コツコツとメッセージをお伝え出来ればと思うこの頃でした(^^)